スタッフブログ

2013年3月25日

頼れる先輩

日本語教師の渕田です。

 今月の初め、数十名の卒業生達が巣立って行きました。

県外の学校に進学した人もいますが、だいたいの人が県内に残っています。卒業後、学校に顔を見せに来てくれる人もいて、世間話をしたりすることもあります。

 話は変わりますが、先日、在校生のSさんが交通事故に遭ったと警察から電話がありました。幸い、学生にけがはなかったのですが、Sさんは、警官と日本語で話ができず困っているとのこと。

学校から教師が向かったのですが、母国語が分かる人が来てくれれば心強いだろうと思い、卒業生に、手伝ってくれないかとお願いしてみました。

すると、一人の卒業生が「分かりました。すぐ行きます!」と二つ返事で引き受けてくれたのです!

おけがで、すんなり話が進み、Sさんも安心したようでした。

 後輩思いで、頼りがいのある先輩がいて、本当に誇らしく思いました。