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2013年3月14日

日本語のTPO

日本語教師の宮崎です。

 「先生、さようなら!!」

 授業が終わり、学生たちが元気にあいさつして帰ります。

そんな中、
「先生、お疲れ様でした!!」
という声が聞こえました。

 ???お疲れ様でした?

 授業が無い時間はアルバイトをしている学生がたくさんいます。おそらくアルバイト先で使っているのでしょう。

 そんなときは、日本語教師として訂正してあげなければなりません。

「○○さん、先生には使いませんよ」というと、
「そうなんですか。知りませんでした!!」
という答えがよく返ってきます。

 そう、彼らは日本語のTPOが分からないのです。

 それもそのはず。
授業中では、状況を設定して会話をする練習がありますが、アルバイト先では誰も教えてくれませんからね。

 ただ単に日本語を教えるだけでなく、

使える日本語を教えるのが日本語教師の役目だと思います。