日本語教師の宮崎です。
「先生、さようなら!!」
授業が終わり、学生たちが元気にあいさつして帰ります。
そんな中、
「先生、お疲れ様でした!!」
という声が聞こえました。
???お疲れ様でした?
授業が無い時間はアルバイトをしている学生がたくさんいます。おそらくアルバイト先で使っているのでしょう。
そんなときは、日本語教師として訂正してあげなければなりません。
「○○さん、先生には使いませんよ」というと、
「そうなんですか。知りませんでした!!」
という答えがよく返ってきます。
そう、彼らは日本語のTPOが分からないのです。
それもそのはず。
授業中では、状況を設定して会話をする練習がありますが、アルバイト先では誰も教えてくれませんからね。
ただ単に日本語を教えるだけでなく、
使える日本語を教えるのが日本語教師の役目だと思います。