スタッフブログ

2013年2月28日

海は毎日水があります

日本語教師の矢野です。

 先日の授業で「海」という漢字を教えました。
非漢字圏の学生の場合は特に、ただ闇雲に読むだけではなかなか覚えられないので、漢字をみてそのイメージができるように工夫しています。

では、皆さんならこの漢字をどうやって教えますか?

まず、漢字を左右に分けると「さんずい」と毎日の「毎」。

「さんずい」は水の意味ということは既に知っていますし、
右の「毎」も学習済みなので、
学生に質問。

そこまで確認したところで、それぞれのパーツを指しながら

「海は毎日水があります」 と私が言うと…

「あ~ぁ。」という納得の声に混ざって 
「おお~!」 という歓声が。

納得の声は、アメリカ、ネパール、カナダの非漢字圏の学生。
歓声の正体は、、、

中国人学生でした。