日本語教師の渕田です。
先日の授業で、「オノマトペ」を扱いました。
みなさんは、この「オノマトペ」というのをご存知でしょうか。
これは、「擬音語・擬態語」とも呼ばれ、「ワンワン(吠える)」、「ザーザー(雨が降る)」や「ニコニコ(する)」、「ゲラゲラ(笑う)」といったものがそれに当たります。
私が授業で扱ったものは、「ザラザラ」「サラサラ」「ツルツル」などでした。
さて、皆さんならどうやって教えますか?
私は、「ザラザラ」はサンドペーパーを持って行き、実際に触らせてみました。
すると、学生達は「あ~。これは●×□▲●※ですね」と母国語で何やら言って、納得顔。
次に「サラサラ」は、手ですくった砂が指の隙間から落ちる様子や、長いストレートの髪をかきあげた時の髪の様子を、ジェスチャーを交えて説明しました。
これにはある学生が、うっとりしながら「サラサラの髪の女性はいいですよね~」と一言。
「ツルツル」は、よく滑るものに使うので、氷の上はツルツルすると言うと、「はげ頭もでしょ?」とニヤニヤする学生がいたりと、楽しく話しながらできました。
他にも、「ネバネバ」や「ヌルヌル」も挙げたのですが、どうやって教えるか考えてみると楽しいと思いますよ。
ぜひ考えてみてください!