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2013年1月31日

オノマトペ

日本語教師の渕田です。

 先日の授業で、「オノマトペ」を扱いました。

みなさんは、この「オノマトペ」というのをご存知でしょうか。
これは、「擬音語・擬態語」とも呼ばれ、「ワンワン(吠える)」、「ザーザー(雨が降る)」や「ニコニコ(する)」、「ゲラゲラ(笑う)」といったものがそれに当たります。

 私が授業で扱ったものは、「ザラザラ」「サラサラ」「ツルツル」などでした。

 さて、皆さんならどうやって教えますか?

 私は、「ザラザラ」はサンドペーパーを持って行き、実際に触らせてみました。

すると、学生達は「あ~。これは●×□▲●※ですね」と母国語で何やら言って、納得顔。

 次に「サラサラ」は、手ですくった砂が指の隙間から落ちる様子や、長いストレートの髪をかきあげた時の髪の様子を、ジェスチャーを交えて説明しました。

これにはある学生が、うっとりしながら「サラサラの髪の女性はいいですよね~」と一言。

 「ツルツル」は、よく滑るものに使うので、氷の上はツルツルすると言うと、「はげ頭もでしょ?」とニヤニヤする学生がいたりと、楽しく話しながらできました。

 他にも、「ネバネバ」や「ヌルヌル」も挙げたのですが、どうやって教えるか考えてみると楽しいと思いますよ。

ぜひ考えてみてください!