日本語教師の矢野です。
先日のNYAの音声・聴解の授業で、「口腔断面図の見方」について扱いました。
これは、人がある音を発するとき、口の中がどのような状態になっているかを示した図です。
そこで、ゆっくり時間をとって一つずつこの断面図だったらどんな音になるのかを検証してもらいました。
始めは図の見方のポイントを確認しながら、該当する音を表から探して当てはめて・・・という作業をしていましたが、途中からは、その図の口の形を作って実際に音を出して「あ、この音か。」とつぶやくように!
一つ一つにかける時間も短くなり、自然とコツを掴んできているようで、検定試験を受けるには図や表を覚えることも必要だけど、実感に勝るものはないものだなあと思いました。