NILS日本語教師の下川です。
「何か質問はありませんか。」
授業の最後にこう聞くと、今日は珍しくアメリカ人のNさんが反応しました。
Nさん:‘pickles’は…日本語で・・・何ですか。
「えっ?!勉強した内容とは全然違う質問なんだけど、、、」と驚きながらも、クラスで一番消極的であまり発言をしないタイプのNさんが、こんなふうに教室で手を挙げて質問できたことは大きな進歩だ!と思って、続きを聞いてみることにしました。
“I don’t need pickles.”
どうやらハンバーガーに入っているピクルスがあまり好きじゃないので、ファストフードの店員さんに日本語で伝えたいみたいです。
それでは、特別に放課後ミニレッスン!
初級のNさんには少し難しい表現かなと思いましたが、
私:ピクルスを入れないでください。
Nさん:入れ…ないで・・・ください、、、?
Nさん:ピクルスを入れないでください。
Nさん:ピクルスとマスタードを入れないでください。
と、心配無用だと言わんばかりにNさんは、自分から応用versionで練習して楽しんでいました。
早速、今日は帰りに駅のマクドナルドでランチをするそうです。教室を出てからも 熱心に練習しながら帰って行きました。
さて、Nさんはうまく言えたでしょうか?すぐ緊張してしまうから、少し心配だなぁと気になりつつ、その成果はどうだったのか、明日Nさんに聞くのが楽しみです♪
そしてこれからも、学生がもっと日本語で話したい!と思うような授業を目指してがんばろうと思いました。