NILS日本語教師の石田です。
日本語学校には、いろいろな国から学生が集まっています。
中国から来た学生は「中国」の常識、ネパールから来た学生は「ネパール」の常識が身についているため、日本人には理解できないことがたくさんあります。
中でもいつも困ってしまうのが、「遅刻、欠席の理由」です。
例えばよくある遅刻の理由はこれです。
「雨が降っていたから遅れました」
日本人なら、雨が降っていたら少し早くうちを出ますよね?
休みの理由はもっと様々です。
「雨だから休みます」
「勉強する気分じゃないから休みます」
「アルバイトで疲れたから休みます」
「悲しいことがあったから休みます」
「母国の祝日だから休みます」
挙げればキリがありませんが、こんな些細なことでも異文化だな~っと感じます。こちらが何を言っても、相手にとっては「非常識」みたいですね。
どんな対応をすべきか、いつも頭を悩ませています。