スタッフブログ

2012年6月22日

事故

留学生に限ったことではないんですが、
外国で交通事故などのトラブルに遭うと本当に大変です。

 まず、『言葉の壁』
うまく事情を説明できなくて、くやしかったり辛い思いをします。

 次に『習慣の壁』
事故に遭う原因になったりもするし、事故の報告の仕方や、時には相手との交渉のやり方などが国によって違ってうまく処理できないという気持ちになることがあります。

 NILSでも、多くはありませんが、交通事故に遭う学生がいます。

先日も、車と接触してしまった女子学生から学校へ電話がありました。
幸いなことに、大きなけがはありませんでしたが、相手と、学生の言い分が少し違っていて、女子学生はうまく相手や警察の方に伝えられず、すこしくやしそうに、そして悲しそうにしていました。

自分の国でさえ、事故対応は大変なのに外国でこういうトラブルに対応をするのは本当に辛いだろうなと思います。

 だからこそ、トラブルにできるだけ遭わないように日々、日本の交通マナーを守らせたり、日本の気候にあった健康管理をさせたりすることも日本語教師の大切な仕事のひとつなんですよ。