こんにちは。日本語教師養成講座ニューヨークアカデミー福岡大橋校の緒方です。
今日はすごく風が強いです。ビュービューと吹く風に危うく傘が飛ばされそうになりました。
事務所では窓がガタガタと音を立て、隙間からピューピューという音が鳴り響き、台風でも来ているんじゃないかと思うほどです。
さて、本日もまたオノマトペのお話です。
養成講座に通っていた頃、授業の中で「コロコロとゴロゴロ」の違いは?と聞かれたことがあります。
少し考えて、コロコロは小石が転がるイメージでゴロゴロは岩のようなものが転がるイメージと答えました。
普段何気に使っているオノマトペですが、感覚的に習得してきたものを表現するのは難易度が高いです。
オノマトペの授業は人気があります。日本の漫画やアニメが好きで、日本語に興味を持った留学生は多くいますから、オノマトペの学習は関心があるものの一つです。
ただ数も多いし感覚的なイメージが強いので使いこなすのはなかなか難しいようです。どの言葉がどのイメージと結びつくのか分かりにくいのも事実です。
ですが、そのオノマトペにもルールがあるんです。
まずは清音と濁音のルールです。
清音のイメージは小さい、軽い、鋭い、美しいもの
例:コロコロ、キラキラ、サラサラ、キリキリ
濁音のイメージは大きい、重い、鈍い、不快なもの
例:ゴロゴロ、ギラギラ、ザラザラ、ズキズキ
清音と濁音のイメージは全く違うのでこの違いを覚えておくとオノマトペの理解に役立つと思います。
それから50音一つ一つにも音のイメージがあります。
「し」は静かなイメージ
「ふ」はやわらかい、やさしいイメージ
「げ」は汚い「ぜ」は苦しいイメージがあります。
例えば「ふ」の付くオノマトペでは、
ふわふわ浮いている雲、ふかふかの布団、ふっくらと焼けたパンなど、やわらかいイメージに結び付くのではないでしょうか。
また乾いた音には、k、s、pなどの軽い感じの音をよく使います。
カサカサ、パリパリ、パサパサなどです。
このようにオノマトペのルールを少しでも知っているとオノマトペをもっと理解できるようになると思います。
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