NILS日本語教師の石田です。
短期コースで勉強しているカナダ人のRさんは、5年間独学で日本語を勉強したそうです。
彼のノートを見せてもらうと、漢字の練習の跡がぎっしり。
「漢字は難しいですか?」と聞くと、最初は難しかったけれど、今はパーツがわかるから全然難しくないとのこと。
昔、ある人に「最初がとっつきにくい言語は、ある地点に達したとたん難しくなくなる。逆に最初がとっつきやすい言語は、ある地点までは簡単だけれどそれから急に難しくなる」と聞いたことがあります。
それが本当かどうかはわかりませんが、日本語(漢字)が「難しい」とするなら、Rさんは「ある地点」を超えたのかもしれませんね。
学生の中には早々に漢字の勉強を諦めてしまう人もいますが、「いつか簡単になる!」と信じて頑張ってほしいです。
そんな学生たちにいかに漢字を楽しく教えるかということも、日本語教師の大きな課題ですね、、、