こんにちは。日本語教師養成講座ニュ－ヨ－クアカデミ－福岡大橋校の牟田です。

　暑い日々が続きますね。お変わりございませんか。

　今日は、「現場での生活の様子」について、私自身の視点からですが、お話させて頂こうと思います。

　私は、ニュ－ヨ－クアカデミ－の系列の日本語学校NILSにお世話になって丸8年になります。　ここには、通常1年半か2年コ－スがあります。

　学生さんたちは、日本に来たばかりで右も左も分からないときに、「入学式」を迎えます。ホ－ルの前半分を新入生が、そして、後ろ半分には、在校生が座ります。　学校関係や来賓の方々の「お祝いのスピ－チ」は、個人差は多少なりとも有っても、新入生の皆さんはほとんど理解できずに、じっと前を向いて見ているだけです。　当然だと思います！

　そして早速翌日から、授業が始まります。毎日が勉強です！　宿題もあるし、テストも次から次へと行われます。みんな必死です。アルバイトをしている学生さんたちも多く、授業中には「睡魔」も襲います…　「先生、顔を洗ってきてもいいですか。」と突然、手を挙げるひともいます。　遅刻や欠席も厳しく、ル－ルを守った規則正しい生活を送ります。

「時間」のことを厳しく言うのは、将来、卒業生の皆さんが、日本で生活していく上でとても大事なことだからです。　母国では味わったことがなかったかもしれないような体験やル－ルの中で、学生さんたちは忙しい日々を過ごしていきます…

　でも、大変なことばかりではありません。　遠足やクリスマス会、スポ－ツ大会など、

楽しいイベントもあります！　日頃、おとなしく、あまり目立たない学生さんが、クリスマス会でギターを弾いたり、ダンスがプロ級に上手だったり…と、いろいろな隠れた才能や、かくし芸を披露してくれたりします！　楽しい思い出です。　また、「雪」が降らない国からきた学生さんが休み時間に、きれいな雪景色を、窓からうっとりと眺めていた姿は、今でも私の目に焼き付いています…

　もちろん、「勉強が第一！！」　しかし、いろいろな思い出を作りながら、あっという間に時は流れ、「卒業式」を迎えます。　「入学式」のときには、ほとんど分からなかった日本語も、その日には、完璧に理解できるのです。　凄いですね！　卒業生は在校生に、「別れの歌」を、在校生は卒業生に、「送る歌」を歌います。　上手に歌う日本語の歌は、いつも私の心に残り、卒業生にも、先々に思い出して口ずさみ、NILSでの日々を思い出して欲しい、と願っています。

　みんなの成長を、そばにいて見て行くことができる、ということが、日本語教師としての「醍醐味」ではないでしょうか！　日本語が段々と上手になって、そして、みんな卒業していく…感無量です！

　イベント事は、コロナでこの約２年間、ほとんどできませんでした…　でも少しずつですが、コロナ前に戻ってきているように思います。　学生さんたちとの思い出作りと、仕事に対する達成感を味わうことは、自分にとって「宝物」だと思っています。

　では、また、ブログでお会いしましょう！

★☆★☆入校日のご案内★☆★☆

・福岡大橋校⇒⇒７月9日（土）

・福岡博多校⇒⇒７月９日（土）

・東京代々木校⇒６月２５日（土）

・横浜校⇒⇒⇒⇒６月２５日（土）

上記からのスタートで、福岡大橋校・東京代々木校は最短2023年３月末修了、福岡博多校・横浜校は２０２３年９月末修了することができます。

日本語教師を目指してみようかなーと思った方やちょっと話だけでも聞いてみたい、という方はぜひ、資料請求か説明会にご参加下さい！

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