こんにちは!日本語教師養成講座ニューヨークアカデミー福岡大橋校の牟田です。
まだまだ5月末というのに、暑いですね…。
さて、今日は、私のたくさんある「旅の思い出」の中のひとつを、お話ししたいと思います。
私は旅行が大好きです! 日本中のほとんどの県を訪れましたが、特に海外の「世界遺産や遺跡」に興味があります。
それは、2007年の6月、カンボジアとベトナムへ行ったときのことです。
「カンボジア」といえば、「アンコールワット」ですね! その遺跡の絵が国旗の真ん中にどんと描かれているくらいですから、カンボジアの方々にとっては「とても大事なもので、誇り」なんですよね!
万が一の飛行機墜落事故を考慮して、飛行機はアンコールワットの上空は飛べず、離着陸の方向まで決められている、と聞き、感動しました。
「アンコールワット」は、首都プノンペンから北西にあり、シェムリアップという町が玄関口です。
夕方、シェムリアップ空港に着き、そのまま小さなホテルに到着しました。今から15年前のことでもあったので、ホテルの周りはお店もさほどなく、静まり返っていました。
とても笑顔が素敵なホテルのスタッフの方からお部屋へと案内され、荷物を置いてホッとしたとき、電気スタンドの横に、可愛いクッキーを三枚見つけました!
手作りの小さなメッセージカードに、手書きで〝Welcome to Cambodia!″と書かれ、アンコールワットの形をした小さなクッキーでした!
早速頂くと、それはそれは甘くてとても美味しかったのです。
海外へ行くと、帰りの空港内の免税店で高いチョコレートなどを焦って買い求める私は、すぐに、「これを、お土産に買って帰ろう!」と思ったのです。
それからフロントに降りて、お店を尋ねたら、思いもかけない言葉が返ってきました…。
「このクッキーは、お店では売ってなくて、近くに住んである日本人女性が時々持って来られるもので、無料なんですよ!」と…。 有料だと買えるので良かったのですが、「無料」と聞くと、お土産として持って帰ることはできないなぁ、と、とても残念に思いました。
それから4日間、アンコールワットや近くの多くの遺跡を満喫しました(遺跡をバックにしたご来光や日没までも)。
そして、ベトナムへと出発する前日、私はクッキーを持って来られている日本人女性に、なんとホテルのロビーで偶然お会いすることができたのです!
その方は30才前後くらいで、「美味しかったです! でも、どうしてここに住んでいらっしゃるのですか。」と聞きました。
すると、「日本語教師をしています。生徒たちに作っておやつに出したら、好評だったので、私が大好きなアンコールワットに観光に来られた方々に、お礼の意味も含め、焼いたときにだけですが、持って来ているんですよ!」と言われたのです。
もちろん、当時の私には、「日本語教師」という職業は身近なものではなく、逆に「カンボジアで日本語を教えていらっしゃる?」と思ったほどです。
そしてそれから7年後、2014年に、なんと私はその「日本語教師」になりました!
カンボジアで出会ったその方の仕事に対する情熱、やりがい、たくさんの感動…が、今の私には理解できます。
テレビなどで、アンコールワットを見ると、「今も、元気に頑張っていらっしゃるかなぁ…」と思い出し、懐かしくなります。
コロナが収束し、たくさんの方々が、「日本語教師」として、世界中で活躍されることを願っています!
また、ブログでお会いしましょう!
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