こんにちは。日本語教師養成講座ニューヨークアカデミー福岡大橋校の緒方です。
季節は5月の終わりを迎えています。
春も終わりに近づき間もなく夏の季節がはじまりますね!
私は春が大好きなのでもう少しこの季節を堪能していたいです。
春は生命の動き始める季節、そして花の季節でもあります。春を待ちわび一斉に芽生える花々、そのはかなさ故の力強さに魅了されます。
春の花の代表といえば桜ですね。
真っ青な空に溶け込むペールピンクの花びらは見ているだけで心癒されます。
桜を楽しめるのは約2週間と短いですが、それに続きツツジ、藤、牡丹、芍薬、アヤメと様々な花が順々に開花して私たちを楽しませてくれます。
先日植物園に行ってきました。色とりどりの花が咲き誇っていましたよ♪
特にバラ園は何時間いても飽きないほど圧巻でした。
様々な品種、そして様々な色、赤やピンク、白や黄色や紫まで、それぞれの花はその美しさを競っているかのようでした。
ところで、色の名前を言うときに〇色と言うものと、色を付けて言わなくてもいいものとありますよね?
赤、青、白、黒、紫・・これらは〇色と言わなくても通じます。
黄、茶、水、灰、桃・・これらは〇色と言わないと何のことなのかわかりません。
黄色、茶色、水色、灰色、桃色と言ってはじめて色のことだと認識できるのです。
例えば、水彩画を描いているときに「この部分に水を塗ってください」だと水を直接塗るのか水色を塗るのか迷ってしまいますね。
赤や青はもちろん赤色、青色と言っても構いませんが、会話の中では「色」は省略されることが多いです。
日本に最初からあった色彩を表す言葉は赤、白、青、黒の4色だったと言われています。
この4色は「~い」という形容詞で表現することができます。
「赤い」「白い」「青い」「黒い」となります。
「黄い」「茶い」とはなりませんね。
〇色と表現するものは、「黄色い」「茶色い」となりますよね。
生活の中に溢れる色に意識を向けてみると思わぬ発見があるかもしれません!
では、また次のブログでお会いしましょう!
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