NILSトレーナーの下川です。
先月NILS短期コースに芸人志望のフランス人、Rさんが入学しました。
彼は国で日本のテレビや映画をよく見て勉強していたらしく、日本の色々なギャグもよく知っています。初日のプレースメントテストの日から早速「さようなら」の代わりに「ドロン」と言ってポーズを決めて帰ったのであきれていると、次の日には「何でやねん」と関西弁で突っ込みを入れ、休み時間ともなればオリジナルのギャグやモノマネも見せてくれたり、、、。
古典的なネタばかりかと思えば、突然「ワイルドだぜぇ!」「○○だぜぇ!」と最新ネタも盛り込んだり、毎日何かしら注目を集めています。
正直言うとRさんのギャグのほとんどは私にはあんまりおもしろくなく、笑おうにも笑えないものも結構あるので、自信満々に披露してくれてもどんな表情で聞いたらいいか困ってしまうこともしばしば…。
それでも本人はそんなイマイチの反応にも怯むことなく、次また次とギャグを繰り出し続けています。
彼をみていると外国語を勉強するとき文法項目に着目したり、誤りをチェックしたりすることも大切だけれど、そんなことよりも、まずは「話したり聞いたりすることが好きで、一つ一つの会話に集中し楽しむこと」が大切なんだなぁ、と思えます。
Rさんのお陰で又一つ新しい学習法を見つけた気がしました。