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2012年6月2日

帽子とめがね

日本語教師の渕田です。

授業をしていると、学生にいろいろと注意をすることがあります。

先日、帽子をかぶったまま授業を受けている学生がいたので、「帽子は取りましょう」と言うと、

「すみません。頭が痛いので、かぶっていてもいいですか?」という答え。

「え?頭が痛いんですか・・・」全く意味が分かりませんでしたが、とりあえず取ってもらいました。

また、こんなこともありました。

学生:「目が痛いので、めがねをかけてもいいですか?」

私 :「『目が悪いので』じゃなくてですか?」

学生:「目が痛いので・・」

めがねをかけて痛みが和らぐのか?と思いつつ、「いいですよ」と言うと、その人はおもむろにサングラスを取り出して、掛け始めました。

「ここは外じゃないですよ!!」と、思わず言ってしまいました。

私達は「当たり前だ」と思っていることも、やはり文化が違えば変わってくるんだなと思い知らされる毎日です。