NILS日本語教師の石田です。
家の外で友達に会ったとき、日本人ならどのように声をかけるでしょうか。
あいさつの仕方は学生の母語によって、少し違います。英語を母語とする学生は、必ず「こんにちは」の後に「元気ですか」と付け足します。これは”Hello. How are you?”と同じですよね。
では、中国人ならどうでしょう。
みんながみんなではありませんが、「こんにちは」の後に「ご飯を食べましたか」と、食事の心配をしてくれる学生がいます。これも、中国語の表現と同じです。
あいさつ以外でも、母語や文化はその学生が話す日本語に大きく影響しているようです。
例えば「わかりました、先生!」、「はい、先生!」と必ず最後に「先生!」をつける学生。
また、遅刻したわけではないのに、教室に入る前に必ず「入ってもいいですか?」と確認する学生。
これはどこの国のどんな文化が影響しているのでしょう・・・?