日本語教師養成講座トレーナーの下川です。
「ミラーさん、今日は何を食べますか」
上の会話は教科書に出てくる定番です。で、授業の準備として、レストランのメニュー:うどんにラーメン、ちゃんぽん、定食、天ぷら…次は何を、と考えていたら、私のお腹もぐ~っとなりました。
最近、世界でも日本食の人気は高まってきたそうですが、NILS短期コースで勉強している学生達も日本料理が大好きなメンバーが集まっています。授業終了後、
「先生、この近くにお勧めのレストランはありますか?」
「今日はどんな日本料理がいいでしょうか?」
などとよく質問されます。
学生達はそれぞれの好みにしたがって、その日その日の昼食に「日本料理巡り」を取り入れて楽しんでいるようです。短期コースで学んでいる学生にとって日本語の習得はもちろんですが、このような日本の食文化を楽しむことも重要な目的の一つです。
先月の花見会のときもみんなが持ち寄ったお弁当に興味津々で、味見をしたとたん質問が飛び交います。
「これはとても美味しいです!誰が作りましたか?」
「どうやって作りましたか?」
自分の弁当そっちのけで、先生達の手作り料理に舌鼓を打っていました。
ただ残念なことに、私が作った料理にその声はかかりませんでした…。日本語教師として、日本人として、もっと日本料理の腕を上げなければ!と反省した一日でした。