こんにちは。日本語教師養成講座「ニューヨークアカデミー」の岡本です。
暦の上では、先日、一年で一番寒い「大寒」を迎えました。
来月には、節分(立春)がやってきますね。
今年の節分は、2月2日と非常にめずらしい年のようです。
さて、日本語教師をしていると、自然と色んな言葉が気になるものです。
本来の意味があるにもかかわらず、実は間違った意味・使い方をしていることも多いかと思います。
国の機関に「文化庁」というものがあるのですが、文化庁が毎年「国語に関する世論調査」というものをしています。
文化庁の「国語に関する世論調査」では、現在の社会状況の変化に伴う日本人の国語に関する意識や理解を調べています。
今回は、令和元年度の「国語に関する世論調査」から、気になる言葉があったので、みなさんにご紹介したいと思います。
次の言葉、みなさんはどちらが正しい意味かわかりますか??
・手をこまねく
①準備して待ち構える
②何もせず、傍観している
・・・正解は、2番の「何もせず、傍観している」です。
みなさん、正しい意味で理解していましたか???
友人に聞いてみると、1番だと思うと言っていました。
ちなみに、私も1番の「準備して待ち構える」だと思っていました(笑)
日本語教師として、ちょっと恥ずかしく思いました・・・。
文化庁の「国語に関する世論調査」では、約10年前にも同じように調査をしていて、その調査結果によると・・・
1番の意味(間違った意味)が、10年前に比べて増えているそうです。
言葉というのは、人から人へ伝わっていくものですが、今回のように色々と変化していく、あるいは間違った意味が浸透していくこともありますね。
「国語に関する世論調査」については、その他「敬語」や「国語政策についての意識調査」なども行い結果を、文化庁のHPで発表しています。
面白いので、興味がある人はチェックしてみてくださいね。
もちろん、ニューヨークアカデミーの「420時間マスターコース」でも、語彙表記という授業で、「国語に関する世論調査」について勉強します。
ご興味のある方はこちらのwebに、420時間マスターコースの詳細を記載しておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.ny-academy.com/course/master/
また、ニューヨークアカデミーは日本語教師に興味のある方、目指してみたいという方にまずは授業見学や説明会の参加をお勧めしております。
ご自宅から気軽に参加できるオンラインでの説明を実施中です。
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次回のブログもお楽しみに~♪♪