こんにちは、日本語教師養成講座 ニューヨークアカデミーの坪井です。
九州の福岡県からこのblogを発信しているのですが、福岡も今週は急に冷え込みました。
以前北海道出身の方が話しておられましたが、福岡は風が強く気温よりも寒く感じるようです。
ニュースを見ていると、関越道の立ち往生は大変ですね…。24時間以上動けない、情報が入ってこないのはかなりのストレスだと思います。ようやく解消に向かっているようですが、雪に慣れている地域以外でも気を付けないといけないですね。
このニュースを見ていて、ふと気になったのですが、「立ち往生」っていう言葉、けっこう不思議な組み合わせですよね?
立ちはまぁ、いいとして、往生です。往生。
往生と言う言葉自体は、仏教用語から来ているようで、とても難しいのですが、要は、天国に召されるという意味ですよね。で、気になって調べてみると、へぇーと思いました。
この言葉、一説によると、武蔵坊弁慶が衣川の戦いで弓を数十本受けて、立ったまま力尽きた、あの逸話から来ているそうです。
かれこれ800年程前の逸話が、こうして現在も使われる言葉として残っているのは、意味はさておき、なんかすごいなと感心したところです。
普段、本当に何気なく使っている日本語ですが、ちょっとしたところに色々な背景や歴史が隠れていて、調べてみると、とても面白いです。
日本語教師になりたい、と思われる方の中には、日本語に限らず、言葉に興味を持っている方も少なくありません。授業でもそうですが、新しい発見があってとても刺激的な毎日です。
日本語に興味がある、言葉が好きだ、という方は日本語教師を目指してみるのもいいですよ!
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次回のブログもお楽しみに~♪♪