こんにちは。日本語教師養成講座「ニューヨークアカデミー」の岡本です。
早いもので、もう12月ですね❄
すぐにクリスマス・年末年始と来てしまいそうで・・・😅😅
街には、クリスマスマーケットやイルミネーションなどで賑やかになっているようですが・・・新型コロナウイルスのこともあって、思いきって、外へ出かけようというよりも、「おうちで、家族と・・・・」という方も多いのではないでしょうか。
日本語教師の求人も、各種求人サイトなどを見てみると、国内外ともに、例年よりかは少ないものの、徐々に増えてきている印象があります。
さてさて、ニューヨークアカデミーでは、十分に新型コロナウイルス対策を施しながら、通常通り授業をおこなっています。
今日はそんなNYAの授業の一コマについて、ご紹介したいと思います😊😊
先日、NYA博多校の授業で、「社会対照言語学」という授業が行われていました。
「社会対照言語学」とは、方言などを学ぶ「社会言語学」と、日本語と英語の違いを比較するなどといったことを学ぶ「対照言語学」が合わさった科目です。
そのうち、「対照言語学」の中で、日本語は不思議な言語、正体不明の言語だということを、担当講師が言っていました。
世界には、数多くの言語がありますが、語族という”言語の系統”という観点で見たときに、いくつかに分かれます。
たとえば、英語は「インド・ヨーロッパ語族」で、中国語は「シナ・チベット語族」に分かれます。
しかし、日本語は、言語の系統という観点で見ると、どの語族に属するのか、実は明らかにされていません。
対照言語学を研究している学者によっては、トルコ語やモンゴル語に代表される「アルタイ語族」に近いのではないかという学者もいます。
日本で活躍しているモンゴル人力士の日本語は上手ですもんね。
確かに、語順などもモンゴル語やトルコ語と似ています(SOV型)ので、日本語は「アルタイ語族」だといってもいいのかもしれませんが、否定的な意見も多いのです。
担当講師も、日本語の系統は不明で、日本語はいろんな要素(中国語の要素など)が、時代とともに、何層にも重なって成立した言語だという見方が多いと言っていました。
そんな色んな要素から成り立っている”日本語”を、学習者は学ばなければなりませんから、大変ですよね?
「よく日本人だから、日本語を教えるのは簡単なはずだ。」という人を見かけますが、決してそうではないと思います。
日本語は複雑な言語だからこそ、きちんと日本語を教えるには、しっかりとした知識と教え方の習得が必要です。
ニューヨークアカデミーの「420時間マスターコース」では、こうした社会対照言語学だけでなく、文法や音声、日本語教育事情、初級指導法・実習、中上級指導法・実習など、色んなことを学びます。
ぜひ、当校で日本語を教える知識・スキルを学んでみませんか?
当校では、日本語教師の仕事に関しての疑問点、またNYAについてのご不明な点等がありましたら、一度説明会に参加していただくことをおすすめしております。
授業見学も可能です✨✨
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それでは、次回のブログをお楽しみに~♪♪