こんにちは、NYAの坪井です。
蒸し暑い日が続きますね。マスクにこの暑さはかなり辛い…。
対面で話をするとき以外はマスクを外して過ごしています。外仕事の方は熱中症に加えてマスク焼けも心配ですね。お気を付け下さい。
さてさて、定期的に日本語教師の求人情報をチェックしているのですが、5月の連休明けから、求人の検索ワードに「オンライン」が含まれるものが多数ヒットするようになりました。日本語学校側も 学びを止めるな ということでオンライン授業を行っている所がほとんどのようです。
これから日本語教師を目指される方の中にも、このオンライン日本語教師という活躍の仕方がとても向いている方がいると思います。
どんな方に向いているかと言うと…
語学力のある方
国内の日本語学校は多国籍であることもあり、日本語で日本語を教える直接法が主流です。しかし、オンラインだとマンツーマンでのレッスンが中心の所もあり、そういった所では学習者の母国語を媒介に日本語指導を行う間接法で指導できる講師が重宝されます。
また、経験者が求められることも増えてきました。オンライン日本語教師を始める前に、1年以上は日本語学校などでの勤務経験を積んで置いた方が、指導力も上がります。
時間の融通が利く方
日本国内の方を対象にするのであれば時差の問題はないですが、日本以外の国とオンラインで結ぶ場合、時差は一番のネックかもしれません。少し前に流行った歌にあるように、どっちかの夜は昼間なわけです。夜間や早朝でも対応可能な方はオンライン日本語教師に向いているかもしれません。
空気感を作るのが得意な方
オンラインで打ち合わせや説明会を行ったり、授業を行ったりと様々な場面で気軽にweb会議ツールを利用するようになりました。使っていて感じるのは、空気感を作るのが難しいということです。普段話をしているときに、口調だけでなく表情や視線、しぐさなど実に様々な情報を使って、相手の言いたいことや状況を理解しているのだと痛感します。
試験直前のシーンと静まりかえった教室には緊張感が漂いますし、放課後直前には解放感が溢れます。席替えはわくわく感が漂いますね。
人にものを伝える教師の仕事は学習者のモチベーションを上げることが核ですので、web会議ツールでの空気感の作り方はとても大切になってきました。
学生時代、疲れて眠くてついつい、うとうと~という経験は皆さんあるかと思います。オンライン授業では、うとうとする余裕すらないほど、画面上から得られる情報に必死になっている感があります。逆に言うと、それだけ集中して疲れやすくもなるので、適宜休憩を挟むという気配りも空気感作りに入るのかなと思います。
また円滑なコミュニケーションを保つためにもインターネット環境は大切です。WiFi接続でもちょっとした会話であれば問題ないのですが、頑張って作った教材を相手にも見せようとすると、やはり有線接続が安心です。先日は、WiFi接続で打ち合わせしていた所、相手の方が分裂した状態で表示されるという珍事件が発生しました…。スムーズなやり取りができ、こういったことが起こらないようにするためにもインターネット環境はオンライン授業にはとても重要です。
自分向いているかもな、と思われた方はぜひ、日本語教師を目指してみるのもいいかもしれません。実際にはどんなことを勉強するんだろう?養成講座ってどんな所?など気になる方はまず説明会にご参加下さい。授業見学も可能です(事前に予約して下さいね)。
このブログをご覧になり、当校について気になった方は、ぜひ資料請求や学校説明会にご参加ください。
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