日本語教師の渕田です。
日々、留学生と接している私ですが、最近改めて「留学生は優秀だなぁ」と感じました。
先日アメリカ人学生Sさんに、洋楽の歌詞を日本語で教えてくれないかとお願いしてみました。比喩が使われている部分で、翻訳するには難しいかもと思っていたのですが、あっさり訳してくれました。
そして昨日は、ネパールの入学希望者から文書が届いたのですが、これがまた問題です。原本がネパール語のものと、その英語の翻訳が何セットもあるのですが、ネパール語が分からないため、どれがどれに対応するのかさっぱり。。。 そこへ、ちょうどネパール人の学生が来たので聞いてみると、「これは、これの翻訳。これは、それのです」と、わけなさげ。思わず、「すごいですね」という言葉が出てきました。
留学生は、母国語に加え日本語も話せればバイリンガルです。中には、すでに3ヶ国語、4ヶ国語話せる学生もいますから、留学生は優秀なんです!(たぶん私より。。)
私がそんな学生達にも負けないものは、日本語です。でも、学生がそれさえも自分のものにしたなら・・。何だか少し悲しくなりますね。
「先生は学生に自分を超えさせるように育てなければならない。」
これは、ある先輩日本語教師のことばです。学生が先生を超えたとき。それは少し悲しくもありますが、同時にその成長が楽しみでもあります。私は、それが日々の授業、生活の中で感じられるよう、毎日頑張っています!