スタッフブログ

2019年12月17日

実習科目ってどんな授業!?

こんにちは☆彡

日本語教師養成講座ニューヨークアカデミーの岡本です。

福岡県にあるニューヨークアカデミー大橋校では、実習科目が始まりました!!

ところで、実習科目ってどんな科目があるのか、どんなことをするのか、みなさん知っていますか?

当校の場合、「初級指導法/初級実習」と「中上級指導法/中上級実習」の計4科目が実習科目です。

これら実習科目4科目で、なんと!「420時間マスターコース」全体の約42%も占めているんですよ!!いかに重要な科目かわかりますね。

今回は大橋校で始まったばかりの「初級指導法・初級実習」を中心にお話したいと思います。

当校の初級指導法・初級実習では、『みんなの日本語』というテキストを使用します。
『みんなの日本語』は多くの日本語教育機関で採用されている、日本語教育業界ではかなり有名なテキストです。
名前だけは聞いたことある~っていう方も多いのではないでしょうか。
初級実習では、『みんなの日本語』の中から1つの課を選び、実習を行います。

しかし、いきなり外国人に日本語を教えるのってできませんよね??
そこは安心してください!!
実習本番を行う前には、もちろん色々な教え方を学んだり、受講生同士でしっかり練習したりします。

そのように教え方や練習をする授業が「初級指導法」という授業です。

当校の初級指導法では、『みんなの日本語Ⅰ』がどんなテキストなのか、どんなこと、どんな文型を各課で習うのか(文型分析)を受講生同士で考えながら、授業を進めていきます。

そして、「絵カード」などの教具・教材をどのように使えば効果的に教えることができるのかを実際にやってみながら、理解していきます。

最近、初級指導法の授業で「絵カード」の使い方をちょうどやっていました。
受講生のみなさんも色々と工夫をしながら、担当講師から色々と指導を受けながら学んでいました。

私も養成講座に通っていた時に、多くの絵カードや文字カードを使って実習をしました。カード類はテンポよく出すのが重要なので、実習前に受講生同士で何度も練習したことを覚えています。

そして実習科目でなによりも大変な作業といったら・・・・教案づくりです。

教案ってどんなものか知っていますか?
教案とは、簡単に言えば、授業のシナリオみたいなものです。
自分が担当する課を「どのようなことを、どんな風に、どうやって教えるか」・「どんな教材を使うのか」・「どんなワークをするのか」・「時間配分は?」といったことを詳しく教案に書くのです。

教案は、実習だけでなく、実際の採用試験の際にも提出が求められたり、現場で日本語教師として働き始めても書かなければならないものです。
例えば45分の授業をするのに、ベテランの日本語教師でさえ、授業準備に3時間以上かかると言われています。

その授業準備の大半が「教案づくり」といっても過言ではありません。

当校の実習科目は、少人数(定員が1クラス10名くらい)です。
ですから、担当講師が受講生一人ひとりの教案を何度も繰り返し添削してくれます。
ありがたいですよね~。

 

ちょうど今回写真に載っている受講生のみなさんは、これから「教案づくり」に取り組み、実習本番までの準備をみんなで助け合いながらしていきます。

今後も実習本番までの様子を、このブログで発信したいと思います。
今後も乞うご期待☆彡

授業の様子や学校の様子が気になる方はぜひ一度ご見学、説明会にご参加下さい!

ご案内可能な校舎をお知らせ致します。

このブログをご覧になり、当校についてもう少し詳しくお知りになりたい方は、ぜひ資料請求や学校説明会にご参加ください。

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次回のブログは、2019年12月26日(木)に更新予定です。

次回が今年最後のブログです。
それでは、次回もお楽しみに~☆彡