こんにちは。日本語教師の十島です。新年度が始まり1か月余りが過ぎました!多くの人が気持ちを新たにして頑張っていることと思います。私は鹿児島から福岡に来てもう2年になりますが、この時期になると福岡に来たばかりの頃がよく思い出されます。
そして4月にはたくさんの学校で新しい学生を迎えますね。NILSでも今回受け入れる学生が多いため、新学期を一週間遅らせました(遅らせた分、秋休みが短くなりますが…)。
春休み期間中は新学期に向けて絵カードの作成や教室整備などの受け入れの準備を行いました。受け入れの準備中は、どんな学生が来るんだろうかとソワソワしていましたね。早く来日した欧米の学生は、オリエンテーションや役所の手続き、新生活の準備など、学校のスタッフのサポートを受けながら進めていました。
新入生はだいたいが春休み期間中に来日して、プレースメントやオリエンテーションを行います。来日するのが早い人は春休みが始まってすぐで、遅い人たちは授業が始まってから来ることもあります。来日が早い人はだいたいが欧米系の学生で、ネパールやバングラデシュなどの国は来日が遅くなるときがあります。
このような感じで、来日の日程が学生ごとに異なるため、新入生のクラスは始まる時期が変わります。NILSでは4月生をSクラス(Syokyû<初級>のSです)として、S1、S2…と編成していきます。そのため、一番早く始まるクラスはS1で欧米系が多いですね。また、来日が遅くなった学生には空き時間で補講を行います。
新しい学期になると、コマ割りや担任も変わります。私は前年度の最後は去年の7月から新しく入ってきたSJ1(JはJulyから取っています)の担任をしていました。そして、新年度でも新しいクラスの担任をすることになりました。クラスはS1です。つまり、多国籍なクラスということになります。私は今まで3つのクラスを担当しましたが、ほぼネパール人のクラスばかりだったので、今回は担任としてうまくやっていけるかなと不安に思うことがあります。国によって、発音などで苦手な所が違うので、よく学生のことを見ていかなければなりません。そういったところは大変かもしれませんが、勉強意欲が高い学生たちですので、彼らの実力をしっかり伸ばしていけたらと思います!