こんにちは、日本語教師の十島です。先日初級クラスの授業を行ったのですが、新規採用の非常勤講師が、研修の一環として私の授業を見学することになりました。また、主任も一緒に見学をすることになり緊張(^^;
単純に上手くやれるのかと思ったのももちろんですが、授業が漢字・語いで、練習のさせ方などに気を付けないと間延びしてしまうこともあるためです。
授業の教案を作成しなければと思い、スケジュールを確認すると、14課となっており、NILSで使っている語い表のプリントを見ると、動詞だけでも21個の新出の語いが…。漢字はどうかと見ると、これもまた他の課と比べて多い…。14課では、「て形」が新しく入るため、動詞が多くなってしまうのは仕方ないのですが、時間配分や練習のさせ方を考えていくと、90分の間で終わってくれるのかと少し途方に暮れてしまいました。
時間的な面をかなり意識して、教案を作成しないといけないため、いつもは動詞を教えた後、名詞や形容詞を分けて教えていくのですが、今回は状況を設定しつつ、その中で新しい動詞や名詞を一緒に出し、練習させようと思いました。また、漢字では読みと書きを分けず、一緒に教えていくことで、時間を短縮することにしました。
当日、緊張して少し上手くいかない場面もありましたが、時間配分をかなり考え作っていたため、むしろいつもよりも語いが早く終わることができ、漢字がいつもなら駆け足になるのですが、今回はスッキリ収まるペースで進められました。100%とは言えませんでしたが、前日想像していたものよりかは良くできたかなと思いました。
主任からは、状況設定の説明が多かったことや板書に関してアドバイスを頂きました。私も日本語教師として、まだまだ経験は浅いですが、次回からも頑張って良い授業をやろうと感じました!
2016年7月1日