こんにちは。日本語教師の田中です。
今年も残すところあと3日です。皆さん、2015年はどんな年でしたか?
NILSの学生たちは大きなけがや病気もなく、この1年、本当にがんばって勉強できました(もちろん、アルバイトも)!
来年3月に卒業を控えた上級生は、10月から続々と受験に向かっていて、現在、上級生の約半数は大学、専門学校などの進学先が確定しました。
年々、受験の動きが早まっていますが、今年は昨年以上に早い動きとなっており、11月末には募集を停止する学校もたくさんありました。進学先が決まっていない学生は、受験できる学校を探すのに一苦労ですが、進路指導担当を中心に、引き続き早めの受験を促しています。
一方、今年入学の学生たちは、日本語の基礎をしっかりと身につける勉強をしました。非漢字圏の学生が多いため、漢字に苦戦する学生も見られましたが、みんな熱心に勉強に取り組んでいました。これからさらにレベルが上がっていきますので、気を抜かずにしっかりと勉強して欲しいものです。
彼らもやはり日本での進学を第一希望にしていますので、早く受験校を決めて、そこに向けてさらに努力を積み重ねていかなければなりません。今年の受験の傾向としては、筆記試験も面接同様に重視されている印象です。「読む・書く・聞く・話す」の四技能をバランスよく身につけていかなければなりません。
今年は受験の状況などから、日本語教師として学生をどう指導していくのか、何を指導していかなければならないか、など改めて考えさせられました。
いろんな国の学生が学んでいますし、目標もそれぞれです。個々の目標に応じた指導を行い、学生たちが目標を達成できるよう、私たち日本語教師も日々勉強ですね!