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2015年9月14日

日本留学試験と日本語能力試験、何が違う?

こんにちは。日本語教師の宮﨑です。みなさん、日本留学試験と日本語能力試験をご存知ですか?
日本留学試験は日本の大学に行くために留学生が受ける試験です。わかりやすく言うと、日本の高校生が受けるセンター試験のようなものです。大学で使われるような言葉や内容の試験で、大学の出願条件にも○○点以上と書いてあることが多いです。
一方、日本語能力試験は、簡単に言うと、どのくらい日本語ができるか、単純に日本語のレベルをはかるものです。こちらは大学に特化しているわけではなく、日本留学試験ほど専門的な内容は出題されません。専門学校に進学する場合はN2レベルが基本になってきます。語彙・文法・読解・聴解とあり、まんべんなく点数が取れていなければ合格できないようになっています。ですから、しっかりと四技能を伸ばしておかなければなりません。
NILSでは、基礎をしっかりと押さえ、四技能(聞く、書く、話す、読む)を伸ばす指導をしています。この四技能はリンクしているので、日本語教師はどれかに偏ることのないよう、バランスよく指導していくことが大切です。