こんにちは。日本語教師の枝村です。
授業の一環として今月、料理教室を行いました。上級の1クラスだけで行いましたが、この上級クラスは中国、アメリカ、コロンビアの学生がおり、多国籍な料理が出来上がりました。
実際に料理を作る前に授業の中で自分が作る料理をプレゼンテーションしてもらうところから入りました。
パワーポイントを使って自分の国の料理を日本語でどのように伝えるか、学生はいろいろ悩んでいました。この材料は日本語で何というのか。細かい作業工程の動作を日本語で表すのは上級と言えども知らない言葉もあり、大変だったようです。
さらに料理教室本番では料理上手な人、久しぶりに料理をする人、まったく料理をしない人もいて、みんな上手にできるか不安の中、楽しく料理を作っていました。学生からのリクエストで先生も何か日本の料理を作ってほしいとのことで、私も4年ぶりに料理をすることになってしまいました(笑)。
アメリカ人が作ったベジタリアン用サラダ。もう一人のアメリカ人は分厚いベーコンを挟んだサンドイッチ。
中国人は手羽先のコーラ煮など、さらにコロンビア人によるお米を使ったデザート。そして私が作った豚汁やもう一人の先生が作ったきんぴらなど、多国籍料理のフルコース的なものが出来上がり、みんなおいしく出来上がりました。作業中も日本語でわからないことを質問し合い、有意義な料理教室となりました。
2015年7月8日