こんにちは。日本語教師の宮﨑です。
一口に日本語教師と言っても、様々なタイプの人がいます。
どうやったら学生がわかりやすいかを考えて授業をする人、いかに面白い授業をするかを考えて授業をする人、ただスケジュール通り授業をこなしている人、などです。
その先生のスタンスは、普段の学生への接し方や授業の内容などの端々に出てきます。
みなさんも学生のときにそうだったように、学習者もどのような先生なのか、肌で感じ取ります。
「日本語を教えている」ということは、そこに「日本語を習っている」学習者がいるということです。学習者は、日本語を上達させるために日本語を習っているのですから、私たちは彼らのレベルを上げなければなりません。そのためには、私たち日本語教師は日々勉強する必要があります。それを怠れば、先生も学習者も伸びないでしょう。
「教師」とは、教える立場であり、学習する立場でもあるのです。
「教師」という職業であるならば、それを忘れてはならないと思います。
2015年7月3日