こんにちは。日本語教師の田中です。
新入生が入学して1ヶ月が過ぎました。日本の生活にも少しずつ慣れ、日本語の勉強も順調(?)に進んでいます。そんな中、NILSでは新入生を対象に「アルバイトテスト」なるものを行っています。
日本でアルバイトをするにはやはり日本語が少しは分からないとできません。そこで登場するのが「アルバイトテスト」。アルバイト先で指示を聞いてきちんと対応できるよう、最低限度の日本語ができるかどうかを確認するテストです。
このテストに合格した学生から順に、学校からアルバイトの許可を出します。とは言っても、本当に基本中の基本のレベルですので、学生ができるアルバイトは工場内の軽作業が中心です。流れ作業での業務ですし、それほど高い日本語力は必要ないので、来日して1ヶ月でアルバイトが始められるんですね。
早速、合格した学生は明日からアルバイトが始まるようです。
遅刻や無断欠勤がないよう、アルバイト先に迷惑をかけないよう頑張ってほしいものです。
アルバイトを始めることで、学校以外で日本語を使い機会が増え、学生にとってはプラスですからね。学校で学習した日本語をいろんなシーンで使いこなして、日本語のさらなる向上を目指してほしいところです。