こんにちは。日本語教師の薄です。
日本の家の造りや建具に関する授業を行いました。障子や襖、そして、今では見る機会が減ってしまった縁側や勝手口など、日本の家の造りについて説明します。なぜ、このような建具を使うのか、どうして昔の家には入口がいくつもあったのか、それはすべて文化や習慣と切っても切れない関係にあります。もちろん、この後に学生たちにも自分の国の家の造りについて説明してもらおうとしましたが、急に質問しても上手に答えることができませんでした。表す日本語を知らないという理由だけではありません。説明するためには、違いをはっきり意識しなければ説明できないのです。答えられなかった学生は「すごく恥ずかしい。必ずしっかり説明します」と言う素晴らしい心意気。そういうことならばと、家の造りについて調べた上で、プレゼンテーションをしてもらうことにしました。
どんなプレゼンテーションになるのか、とても楽しみです。
2015年3月25日