こんにちは。日本語教師の枝村です。
NILSでは2月17日・18日の2日間を使って学習発表会が行われました。これは各クラスが日ごろ勉強している教科書からテーマを決め、習った文法・語いを使い、15分間の劇を作り上げ発表する行事です。上級生にとっては卒業間近の最後の集大成として、下級生にとっては初めてたくさんの人の前で習った日本語を披露する機会として、多くの学生が緊張していました。特に上級生は15分間の中でプレゼンテーションも行わなければならず、前日まで一生懸命練習していました。
本番は日ごろあまり発言しない学生がきれいな発音で話したり、中にはあまりの緊張に覚えた内容を忘れてしまい焦ってしまったり、また思う存分楽しんで実力を発揮したり、いろんな学生がいましたが、全体的にはすごく意味のある学習発表会となりました。各クラスの劇を通じて、担任の先生の色も見えて日本語教師としての考え方も刺激を受けました。
学生が増えてイベントを行うのも一苦労ですが、教師と学生、両方にとっていい経験になったと思います。
2015年2月24日