こんにちは。日本語教師の平尾です。
ちょっと遅くなってしまいましたが、昨年末の年末会(クリスマス会)のことを書きます。
12月18日の年末会。各クラスで出し物をしたり、外部の方に来ていただいて、日本舞踊を踊ってもらったり、日本の高校生にブレイクダンスをしてもらったりと、みんなで楽しい時間をすごしました。
各クラスの出し物は年末会前に学生が内容を考え、みんなで練習をしました。
私のクラスには中国人、ネパール人、オーストラリア人がいますのですが、学生からいろいろな国の言葉で歌と歌いたいという意見がでたので、最初にネパールの歌とダンスをして、「ジングルベル」を3か国語で歌うことにしました。
音源や母語のスクリプトなどの準備は学生が行い、歌の練習も学生が先生になって、練習をしました。日本語の歌は私が、英語はオーストラリアの学生が、中国語は中国の学生が、ネパール語はネパールの学生が先生になって、歌を教えるのですが、教える学生も一生懸命教え、教えられる学生も一生懸命練習していました。
日本語と英語は比較的早く歌えるようになったのですが、中国語はあまりにも難しかったのでしょうね、なかなか上手に歌えず、みんなで相談して、中国語の歌詞を減らし、その部分を日本語にかえることにしました。
そして本番。
練習では上手にできていたのですが、本番ではCDの音と歌が少しずれてしまい失敗。「あんなに練習したのに~!」と、みんながショックをうけているのではないかと心配になって、みんなのところに駆け寄ると、やっぱり、ちょっとショックをうけていました。
「失敗したところもあったけど、みんなで頑張ってやったから、私はよかったと思う。」
と話すと、みんなの顔が少し明るくなりました。
賞はとれなかったけど、失敗もあったけど、みんなでがんばってやったといういい思い出になったのかな、と思います。
1年も先のことですが、今年はどんな年末会になるのか、今から楽しみです♪