Aさん 「お仕事は何ですか。」
日本語教師 「日本語教師です。」
Aさん 「英語ができるんですか?}
この会話、よくあるんです。「日本語教師=英語ができる」っていう勘違い。
NILSでは、日本語を教えるときに英語や中国語などは使いません。
学生に、直説法で日本語を教えてます。直説法というのは、簡単に言うと、日本語を日本語で教える方法です。
ちなみにNILSには「英語がダメだ~!」という先生も多くいます。
「日本語がわからない学生に、どうやって日本語で教えるんですか!?」
こちらもよく聞かれます。
では、どうやって教えるのか。
最初は50音を教えていきます。
それから、「私は~です」など、「文」を勉強していきます。
簡単な文から始めて、そしてだんだん難しい文になります。
毎日新しいことを学びますので、昨日まで言えなかったことが話せるようになってきます。
自分が教えた文を学生が使えるようになると、我々もうれしいものです。
これこそが日本語教師のやりがいです!