こんにちは。日本語教師の田中です。
みなさん、テストの受け方って、当然ご存知ですよね?
しゃべらない
横や後ろを見ない
机の中には何も入れない
などなど。私たち日本人にとっては当たり前のことですが、国によってはこの当たり前のことができないんですねぇ。
先日、テレビ番組で、こんなのをやっていました。
ネパールの学校ではカンニングを防ぐために、大事な試験では警察などが教室を巡回するとか…。ネパール人学生が多いNILSでは、テストの受け方なども繰り返し指導しています。それでも数名、不正行為と疑われる行動をやってしまう学生がいます。これを定着させるのにやはり数ヶ月を要します。
しかし、日本では当たり前の習慣をきちんと理解させておかないと、日本留学試験や日本語能力試験、もちろん大学入試や専門学校の入試で失敗してしまっては大変なことになりますしねぇ。
文化や習慣が異なる国からやってくる学生に日本語だけでなく、日本の当たり前を指導していくのも私たち日本語教師の役目なんですね。