NILS日本語教師の渕田です。
私のクラスの生徒も来週で卒業です。そこで、卒業記念として日本語の文集を作ることにしました。卒業文集では自己紹介やみんなへのメッセージの寄せ書き、学校生活の思い出などが多いようですが、今回は「自分の国の昔話」を紹介してもらうことにしました。日本なら「浦島太郎」や「一寸法師」ですよね。その中から以下はネパールのお話。
ある日、水浴びをしていたネズミがふと気がつくと、そこに置いたはずのパンツがありません。あちこち探しましたが一向に見つかりません。困ったネズミは、ある動物のところへ行って尋ねました。
「あなたは私のパンツを間違えてはいていませんか?」
「知らないね」
とゾウが答えました。・・・・・・おしまい。
ネパールの昔話、これ多分笑い話です。子供たちが「そんなわけないやろう!」と笑いながらツッコミを入れるんでしょうね。こういうところもお国柄です。日本語教師、日々勉強になります。