こんにちは。日本語教師の田中です。
今日はニューヨークアカデミー4月開講半年コースの修了式でした。
420単位を履修し、受講生の皆さん、これで日本語教師の資格を取得しました。この8月~9月にかけて、多くの修了予定者が就職活動をしておりましたが、10月からの就職を希望していた修了者は無事全員が、来月から県内の日本語学校などで教壇に立つことになります。
現場経験はないものの、ニューヨークアカデミーの実習重視のカリキュラムが評価されたものと自負しています。
この10月には多くの外国人留学生が福岡にやってきます。その多くは大学や専門学校への進学を希望しています。そんな留学生たちが最初に出会うのは私たち日本語教師です。日本語は彼らが今後日本で生活をしていく上で、ただのツールに過ぎませんが、その日本語を使えなければ、彼らは夢を追うことも、目標を達成することもできません。私たち日本語教師に課せられた役割は非常に大きなものです。
日々の授業準備を含め、教師としての仕事に慣れるまでは時間がかかるでしょう。資格を習得したとは言え、日本語教師はたとえベテランでも勉強の日々です。数学や理科を教えるとのは違います。さまざまな国籍の学生がいます。それぞれ違った環境で育ってきた学生がいます。高卒の学生もいれば、大卒の学生もいます。そんないろんなバックグランドを持った学生たちに日本語を指導するのですから、私たち日本語教師も日々勉強を続けなければ、いい指導はできません。
修了生の活躍を祈っています!