こんにちは。日本語教師の田中です。
長い夏休みが終わり、昨日から学生たちは元気に登校しています。夏休みとは言っても、学生たちはいろんな用事で学校に来ますので、本当に久しぶりに会う学生は案外少ないものです。
そして、夏休み明けの9月、学生にとっては大事な行事がいくつかあります。
まずは進路相談会。
昨年入学した上級生にとっては、来年4月の進学先を絞り込む上でも重要な相談会です。NILS卒業後、どんな勉強がしたいのか、将来、何をやりたいのか、それぞれ目標は違いますので、自分に合った進学先を見つけてくれればと思っています。
次に、日本留学試験の模擬試験!
進学したい学校はあっても、応募条件を満たしていなければ受験したくてもできません。多くの大学で必要となる日本留学試験。本年度第2回目の本試験は11月ですので、残り約2ヶ月半。弱点を探し、その対策を立てる上でも、模擬試験は欠かせません。また、夏休みしっかり勉強していたのかどうかも、試験の結果を見れば一目瞭然。11月の本試験に向けて、奮起して欲しいものです。
そして、最後は前期末試験。
2014年度前期(NILSは前後期制)の期末試験が行われます。後期のクラス編成を兼ねた試験ですので、学生たちも気が抜けません。特に今年4月に入学した新入生にとっては、入学して初めての大きな試験です。各課修了時の確認テストのようにはいきません。これまで学習したことが総合的に問われる試験です。勉強不足の学生は、10月に入学予定の新入生と机を並べてもう一度勉強し直し、なんてこともあります。日頃の学習の成果が試されます。
夏休みでボーっとした頭を切り替えて、しっかり勉強に取り組むよう、私たち日本語教師も気を引き締めて指導にあたらなければなりません!