日本語教師の中村です。中国・山東省で日本語を教えています。
先日、市内の12の大学が参加する日本語スピーチ大会があったのですが、私の学院の秦さんという男子学生(2年生)が、見事優勝しました!
中国の大学は、本科と呼ばれる4年制大学と、私の勤務先のような3年制の職業技術学院とがあるのですが、並み居る強豪大学を退けての優勝で、「やってくれました!」という感じです。大会前、それなりに特訓はしましたが、私としては最後まで吹っ飛ぶことなくスピーチしてくれればいいくらいにしか思っていなくて、ハラハラドキドキしながら聞いていましたが、学生は堂々たるものでした。本当に教師冥利に尽きます。
ちなみにスピーチは、大会10日前位にテーマが2つ送られてくるのですが、どちらをスピーチするかは大会当日の抽選によって決まります。なので、2つとも準備しなければなりません。それに、スピーチの後いくつか日本語で質問されるので、それにも日本語で答えなければなりません。中国人は丸暗記が得意ですが、その返答で日本語の実力がわかるという訳です。
会場には1年生の女の子達も大勢応援に来ていたのですが、皆「先輩、かっこいい~、素敵~」。彼は身長195センチ、今でこそ体重90キロですが、高校生のときまで130キロもあったらしくて、女の子からカッコイイと言われたのは初めてだったようです。
出場した中に飛びぬけて可愛い女子学生がいたのですが、秦さん、ちゃっかりその子とアドレス交換していました。秦さん、モテ期到来かな。
2014年6月30日