こんにちは。日本語教師の田中です。
昨日、NILSの学生たち(来年3月卒業)は、博多で行われた進学説明会に行ってきました。
50校を超える大学や専門学校の学校情報、入試情報を入手できる絶好の機会です。
もちろんこの説明会に参加したのはNILSの学生だけではありません。福岡県内の日本語学校の学生たちが参加しています。午後の時間に参加しましたが、700名以上の留学生が説明会に参加しており、お目当ての学校の説明を聞くのも一苦労。
しかし、説明を聞くのは学生だけではありません。教師も情報収集に必死です。
日本の高校生を対象とした入試制度でも毎年変更があるように、外国人留学生試の入試も、毎年、何かしらの変更があります。
入試日程、出願条件、入試内容、学費、奨学金制度などなど、新たに情報を仕入れていかなければ、適切な進学指導はできません。
また、学生が多くなればなるほど、進学する大学や専門学校の数も増えていきます。
ただ、日本の高校生のようにいくつも受験して、なんてことはほとんどありません。受験料というのが、留学生にとっては案外大きな負担です。できれば、1回の受験で決めてしまいたいと考えています。そしてダメだったら、次を考える。
在留資格の関係もあり、浪人ができるわけではないので、学校選びも慎重です。レベルが高く、なおかつ合格がほぼ確実な学校でなければなりません。
今年の学生はとても優秀な学生が多く、6月に行われた日本留学試験では300点以上の学生も例年以上に多くいました。
国公立大学合格者も例年以上に出るのではないかと期待しています。
受験もそろそろ本格的に始まります。志望校に進学できるよう、私たち日本語教師も責任重大です。