みなさん❗
新型コロナウイルスによる様々な変化が生活にも侵食していますね😭
いかがお過ごしでしょうか。。。
当校の授業も、桜咲く4月1週目だけ受講生さんみんなマスクで授業を行いつつも、
2週目を休校とし、3週目から「ライブ授業(オンライン)」を始めました💻✍
「ZOOM」というオンラインミーティングのアプリを使った授業です。
当校の受講生さんにとっても「初日」の授業で、
前日までに基本操作を当校事務より学んだとはいえ、
その操作なども確認しながら「こんなことができる」という点に特化して
10分の授業動画に編集しました✨✨✨
↓ ↓ ↓
『ライブ授業(オンライン)初日授業』(クリック♪)
いつも授業における生徒さんとの距離、生徒さん同士の学び、
生徒さん同士での問題解決などを心がけている私にとって、
IT(情報技術)を使った授業例は、講習会など見てきましたが、
どれも私の理想の授業は不可能だと思い込んでいました😔
・教師による一方的、知識を与える授業になりがち
・生徒の顔、様子、1人1人がよくわからない
・他の非常勤の先生方を説得できる自信がない
・遠隔授業に必要な環境(PC、ネット、カメラ、マイクなど)をそろえるのに
抵抗がある生徒さんを説得できるか
などがすぐに浮かびました。
何か変化があるときに、ただの強制だけだと、
生徒さんも教師にも不満ばかりで、退学希望がどんどん出る・・・と思いました。
なので、遠隔授業に変わることで「今までになかったメリット」を見出すために
相当研究しました。
スタッフが授業中でのサポートも
してくれたおかげで、ようやく「よりよい授業」ができたと思います。
遠隔授業の1週目は、私にとっても普段の授業になるべく近づけようという思いが
強すぎたために、オンラインではうまく反映されないことが多く失敗が多かったです。
オンラインだからこそできる機能を少しずつ理解できて、
2週目あたりから、受講生さんからも【好印象のコメント】がどんどん来ました。
・遠隔授業で生徒同士でディスカッションができるとは驚き!
通常授業では近くの受講生同士で話すので、オンラインだと、
いろんな人と3,4人だけで話せるという安心感もあっていい👍
・動画や画像の視聴が、クラスだと時々部屋の照明や遠い席だと見づらいことも
あったが、オンラインだとそれが解消❗❗
・もしかしたら、クラス授業よりも集中できて、あったという間の授業時間💕
・こういうPC操作そのものが苦手で、嫌いなイメージがあったが、事務さんの
ヘルプ、先生方の授業で使っているうつに操作も慣れてきて、いつか自分が教師に
なってからもこういう授業ができそう、とも思えるようになった👍
・実際のホワイトボードの文字が、初日は細くて見づらかったが、次からは太字に
なっていたので、何も問題がない🎶
・全て「機械」的な授業になると思っていたが、実際に教室で先生が
日本語の教え方の実践などもしてくださり、デジタルもアナログも両方あってよい💕
・クラスだと後ろに座れば、他の受講生さんの頭しか見られないが、
オンライン授業だとみんなの顔が見られてよい💕
・遠隔授業なのに、むしろクラス授業よりも距離が近く感じられて、
スタッフ、先生方に感謝です😄😄
・目が疲れることもあるので、通常の10分休憩を15分休憩にしてくれて、感謝です😊
・日本語の発音の仕組みなど、先生が模型や自身の口で紹介してくれわかりやすいが、
それでも広い教室だと遠くて困っていたが、オンラインだと間近に見られるので、
よりわかりやすい😉
・ZOOMが一方的じゃなくて「双方向」の授業ができるアプリだったことを
初めて知った😆
一方で、
・普段からチャットなどしたことがないので、質問の答など対応が難しく、
申し訳ない気持ちに😫
・ネット環境が悪いので、動画がカクカクして見づらい😔
・家での授業参加はありがたいが、同じように「Stayhome」を強いられている
子供から離れて受けるのが難しいし、子供も学校の遠隔授業を受けている時間と重複
してしまう。
・教室のホワイトボードにいろいろたくさん書かれると、見やすければいいのですが、
カメラの性能でより見づらい場合、けっこうつらい💦
・正直、顔などみんなに見られるのはイヤ💦
などのご意見もいただきました。
これらも、「チャットも慣れてきた」「外見の補正」などで解消されたものも
ありますが、ネット・PC環境などは、各受講生さんの所有物のことなので、未解決問題もあります。
ただし、当校ではどうしてもオンラインの遠隔授業に抵抗がある方にも、
別で私がエア授業をして、それを編集した動画をYouTubeにあげて、
受講生さんのペースで少しでも安心できる環境で授業を受けてもらうよう
努めています。
日本語教師養成講座の受講中に、このような「Stayhome」になったから行った
遠隔授業ですが、こういう授業が受けられてよかった!こういう授業を
日本に来られない外国人に日本語の授業としてやってみたい!と思われるように、
「ピンチ」を「チャンス」にして、より精進したいと思います❗❗
今回は日本語教師養成講座での授業、「音声学」の授業の様子を少し見ていただこうと思います「発音」の知識や「発音指導」のテクニックを教えるのが「音声学」という科目です。養成講座の受講生さんには、日本語を教える現場に出て、初めのうちからしっかり発音指導ができる教師になってほしいので、私もとても力を入れている科目です。 ⇩ ⇩
『音声学の授業』(☚クリックすると動画が見られます)
音声学の授業を受ける受講生のみなさんは、どうも「難しそう」「専門用語覚えるの大変そう」「英語の授業で発音苦手だった」「母語の日本語の発音も自信ない」「過去の日本語教育能力検定試験の音声の問題を解いてみたが、全然わからない」という悲痛な感じで授業を受ける方が多いです
「わからない」「できない」から授業を受けるわけであって、それに対して「わかりやすく、できるようにする」のが教師の仕事です。ただそれだけを考えて授業をしています
私自身、中学から吹奏楽部で音には敏感でした日本語教師としてデビューした時から「発音指導」には力を入れてきました。しかし、初めのうちはネイティブ日本人の私の後に発音させたら、その通り発音してもらえるかと思っていたんでしょうね。あまり工夫した発音指導はできませんでした
3年前の記事に同様の内容があります。
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♪発音指導♪
外国語を習っていて、その発音がきれいだととてもうれしいですよね。その指導ができる日本語教師はとても魅力的な仕事なんですよ。みなさんにもぜひこの仕事の魅力をお伝えしたいです