教務主任の勝川です。
私は大学の日本語教育でも、この社会人対象の日本語教師養成講座でも
復習を大切している。本来、学問たるや、学生自らが予習復習当たり前、
という考えもうなづける。
ただ、特に社会人クラスとなると、それが難しい場合もある。
有名な「学習ピラミッド」の絵にあるように、
聞いたこと、学んだこと、身に付けたことを他人に教えるという行為が、
さらに習得度を増し、長期記憶に結びつくと言われている。
よって、授業の開始後5分でいいので、互いに前回の内容を教え合うようなことをする。
教師はその授業に仮に命かけるくらい一生懸命準備し、現場に臨んでも、
学習者も実は、他の授業のこと、さっき受けた授業の内容、
休み時間しっかり脳を休める、悩み事・・・などで頭の切り替えが
うまくいかないことが多い。
1週間前に食べたご飯なんて、よっぽどのイベントじゃない限り、忘れて当たり前。
なので、動画のように簡単に復習できるようなことをすればいい。
また、そのテキスト、ハンドアウト、プリントも、イラスト化などすると、
復習にも効果的なのである。この絵を他人に説明しなさい、という復習になる。
このような授業をしていると、実に内容が濃く難しいことであっても、
習得しやすく、学習意欲もすべての学習者に沸いてくること間違いなし!
・・・という信念で授業をしております*^.^*
新しく何かを学ぶことは、難しくて不安だらけで当たり前です。
ですから、この不安を早く取り除き、楽しく学習できる環境を
作っている当校で、ぜひ一緒に日本語教師目指して、がんばりましょう!
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「復習の大切さ」
(当校の受講生の様子)