スタッフブログ

2015年2月26日

多国籍がゆえに…

こんにちは。日本語教師の枝村です。
私のクラスにはネパール、中国、アメリカ、コロンビアの4つの国の学生が一緒に勉強しています。私のクラスは中上級のレベルで、日本語を共通語としてクラス内で国際交流が盛んに行われています。そのため学生の視野がどんどん広がっているようで、自国との文化の違いや考え方の違いをいろいろ教えあっています。しかし、授業中にちょっと各国の文化などについて質問すると、みんな自分の国のことを言いたくて発言が多くなり、さらに学生同士で他の国はどうなのか意見を言い合おうとしてしまいます。日本語の授業であって、日本事情や世界史の授業ではないので、学生がいろいろ話したい、聞きたい気持ちはわかるのですが、コントロールが難しいなと思ってしまいます。
学生はクラスが多国籍であることを喜び、切磋琢磨してくれているので、私も日本語教師としてうまくコントロールして日本語の上達と学生の視野が広がるようなサポートができるように努力していかなければいけないと思いました。このクラスも来月で卒業してしまいますが、このクラスで学んだことが将来につながればいいなと願っています。